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ときめきますか?

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片付けコンサルタントさんが「ひらめいた」言葉は…
「それ、ときめきますか?」(週刊文春最新号の阿川佐和子対談)

私も記事にしようと、閃いた(笑)。

1、とべない翼(漫画)
2、のら犬の丘(漫画)
3、昭和プロレス
4、日野繭子さん
5、二子岳さん
6、昭和40年代の社会人野球
7、大文字さん(元力士)
8、ザ・タイガース
9、ザ・テンプターズ
10、オックス
11、加橋かつみ
12、ピーター(池畑慎之介)
こんな私(天才さん曰く「イタコちゃん」)にも、まだまだたくさんの「ときめく」対象があるみたいだ。

浅野真弓さんなんかいいねえ。

横綱、大関陣は安泰 輪島に土 大麒は大受を一しゅう 大相撲秋場所七日目

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[新潟日報/昭和45年(1970)9月20日(日)14面=スポーツ面から]

写真=大麒麟、一気に寄る 大麒麟うまい前さばきですばやくもろ差しとなり一気に大受をよりきった(蔵前国技館で)

大相撲秋場所七日目

大相撲秋場所七日目(19日・蔵前国技館)前日に続き横綱、大関陣は安泰だった。全勝の横綱玉の海は戸田を寄り切りに退け、大鵬、北の富士もそれぞれ落ち着いた取り口で栃王山、長谷川をうまくさばいた。大関陣では琴桜がしぶとい貴ノ花を押し出し、清国は藤ノ川の速攻にあぶなかったが、土俵ぎわでよく残して逆転勝ちした。関脇の大麒麟は押しの新鋭大受をもろ差し一気に寄り切った。幕内の全勝は玉の海、大麒麟と平幕の竜虎の三人で、これに北の富士、大鵬、琴桜が1敗で続く。十両では勝ちっ放しの輪島に土がついた。

=十両=
太刀光 つきおとし 江戸響
花錦 よりたおし 柏梁
朝嵐 うわてなげ 真鶴
朝風 うわてなげ 丸山
大文字 かたすかし 大潮
富士桜 おしだし 輪島
北瀬海 おしだし 朝登
双ツ竜 あびせたおし 嵐山
大竜川 つきおとし 長浜
魁ゴウ うわてだしなげ 大寛
栃富士 よりきり 凌駕
琉王 おしだし 増位山
旭国 よりきり 白田山

=中入り後=
高鉄山 うわてなげ 浅瀬川
竜虎 そとがけ 陸奥嵐
金剛 よりたおし 大雪
照桜 おしだし 栃勇
若二瀬 よりきり 義ノ花
吉王山 すくいなげ 黒姫山
若浪 けたぐり 錦洋
時葉山 おくりだし 大雄
福の花 よりきり 栃東
二子岳 したてひねり 和晃
高見山 よりきり 三重海
大麒麟 よりきり 大受
琴桜 おしだし 貴ノ花
清国 よりきり 藤ノ川
大鵬 つきおとし 栃王山
玉の海 よりきり 戸田
北富士 うわてなげ 長谷川

大麒、万全の取り口

○大竜川―長浜●
長浜が元幕内で相撲巧者の大竜にうまく取られて前日の輪島に続き連敗した。長浜は立ち合い右から一発張って右差し、左から攻めて出足鋭く黒ふさへ寄った。大竜は俵に足をかけて残すと左へ俵伝いに回り込んだ。長浜はそのままの体勢で正面から青ふさへと追い込んだが、大竜の早い引き足についてゆけず左足が流れて前のめりとなり大竜の左突き落としに横転した。長浜は攻め急いで土俵ぎわのしぶとい大竜のペースにはまった。

○大麒麟―大受●
大関を目ざす大麒は好調そのもの。押しの新鋭大受につけ入るスキを与えなかった。大受が頭で当たって押すより先に、大麒は鋭く踏み込み右から左とす早くもろ差し。このままの出足で西土俵へ迫る。大受は右へ回り込みながら、突き落としをみせたが、大麒は土俵ぎわで一度寄り足を止め、腰を落として万全の体勢で寄り切った。大受は大麒にもろ差しを許してはどうしようもなかった。

○玉の海―戸田●
時間いっぱいから気合わず二度目に立った。玉海は左で前まわしを取りにいった。戸田はきらって左右ののど輪で攻め押そうとした。玉海も突き返し突っ張り合いとなったが玉海が突き勝ち、右で前まわしを取ると出足よく東土俵へ迫り、戸田にこらえる余裕を与えず寄り切った。

○北富士―長谷川●
北富は突っ張って出た。これで前さばきのいい長谷のもろ差しを防ぎ、前に出ながら右上手を先に引き左を差して長谷に上手を与えない十分の体勢。長谷が上手を取りにいくと北富は待ってましたとばかりに左を開いて上手投げ。長谷は東土俵で踏みこたえて、下手投げを打ち返す。この投げに北富の上体がかなり傾いたが、北富はさらに上手投げを打ち返して決めた。長谷は先に十分になられては勝ちみはなかった。

長浜、連敗にガックリ

さじき席
○●○●

○…前日ライバルの対決と騒がれた輪島と長浜がそろって黒星。今場所はじめて土がついた輪島は「富士桜関には3連敗です。どうも苦手だよ。左で前まわしを引いたが、指が深くはいり過ぎて失敗した」とそっ気ない返事。報道陣の¨長浜に勝って緊張感が薄れたのでは¨の質問には「そんなことないです」と言下に否定した。
一方、数番あとの長浜は「大竜川関が土俵ぎわで突き落としをすることは知っていたんだが…。うまくひっかかりました」と汗をふきふき話す。さらに¨前に出ての負けだからいいんじゃないの¨と慰められると「いや、負けは負けです」と二連敗にちょっとがっくりした表情。

大麒、玉海戦に闘志
○…大関へ突っ走る大麒麟は大ぜいの報道陣に囲まれてゆったりとした応対ぶり。「作戦通りだ。大受は押されるとどんどん出てくるから、先に突っ込んだ。うまくもろ差しになれた。ああなればね…」と自信たっぷり語る。「前半戦快調に飛ばしたが…」の声に「まあまあだね。問題はあした(八日目)の玉の海だ。あした勝てばなんとか…。先場所は7連勝し、中日に北の富士に敗れた。中日が問題だよ」-勝ちっ放し同士で当たる玉の海戦に闘志を燃やしていた。

郷土力士星取表
◇十両
長浜(時津風・新発田) ○○○○○●●
◇三段目
尾堀(出羽海・羽茂) ○や○やや○や
大安藤(二所関・黒埼) ○やや●○やや
◇序二段
栃沢(時津風・高田) や○や●○や●
伊藤川(伊勢海・巻) や○●やや○や
迅雷(時津風・吉川) や○●や●や●

秋場所星取表
(○勝 ●負 □不戦勝 ■不戦敗 △引分 や休み ◎勝越 ×負越)

【東】 1 2 3 4 5 6 7 【西】 1 2 3 4 5 6 7
北富士 ○○●○○○○ 玉の海 ○○○○○○○
大鵬 ○○○○●○○
清国 ●●○○○○○ 琴桜 ●○○○○○○
(西張出大関) 前乃山 ややややややや
大麒麟 ○○○○○○○ 三重海 ○○○●●●●
長谷川 ●●●○○●● 貴ノ花 ●●○○○●●
…………………………… ……………………………
和晃 ●●●●●●● 栃王山 ●●●●●●●
福の花 ○●○●●○○ 戸田 ○○●●○●●
大受 ●○●●●○● 高見山 ○●●●●●○
藤ノ川 ●○○○○●● 二子岳 ○●●●●○○
時葉山 ●●●●●○○ 栃東 ○○●●●●●
錦洋 ●○○●●●● 黒姫山 ○●○●●○●
若二瀬 ●●○●○○○ 照桜 ●●●○●●○
若浪 ○○●○○●○ 大雄 ○●○●●●●
栃勇 ●●●○○●● 金剛 ●○●○●○○
陸奥嵐 ○○●○○○● 吉王山 ●●●●○●○
竜虎 ○○○○○○○ 高鉄山●○○●○●○
大雪 ○○●○●○● 義ノ花 ○●○○●●●

…八日目取組…

=中入り後=
西 44秋九45初春夏名 東

義ノ花 ×( )× 浅瀬川
大雪 1(------)1 栃勇
陸奥嵐 6(--○●--)2 若浪
金剛 (初顔合わせ) 若二瀬
照桜 (初顔合わせ) 高鉄山
黒姫山 1(-●---○)1 竜虎
錦洋 1(●--●--)2 時葉山
栃東 (初顔合わせ) 吉王山
二子岳 2(-----●)7 大雄
大受 2(----○○)0 福の花
栃王山 2(○---○●)1 和晃
貴ノ花 2(---○--)0 高見山
長谷川 7(○●●○●-)18 清国
琴桜 9(○●-○●○)6 藤ノ川
戸田 2(○●----)3 北富士
三重海 1(-----○)0 大鵬
玉の海 15(○●○○○●)9 大麒麟
(×印は十両との対戦)

好取組

▽戸田―北富士
ことしの4場所は顔を合わせてないが、対戦成績は北富の3勝2敗と苦手の一人。しかも今場所の戸田は鋭い当たりと出足を見せ、押しに一段と力がついた。北富が不用意な立ち合いをするといっぺんに押し込まれる恐れがある。北富は突っ張りか、カチ上げるかして戸田の出足を止め左四つに組み止めれば楽勝できる。

▽三重海―大鵬
先場所、三重は大鵬に初挑戦して勝っている。三重が左を差し、右で浅く上手を引き、頭をつけてから出し投げ、大鵬がぐらつくところを寄り切った。三重は今度も同じ取り口で攻めよう。大鵬は食いつかれるとうるさいから、突き放しておいてつかまえる作戦をとるだろうが、三重がこれをどうかいくぐって飛び込むか。三重の上体が起きて胸が合ってしまえば勝負はそれまでだが…。三重のしぶとい取り口に期待したい。

▽玉の海―大麒麟
対戦成績こそ玉海の15勝9敗だが、力の差はそれほどない。大麒は前さばきのうまさを生かしてもろ差しか、右四つで玉海に上手を与えなければ、得意のつり身で五分以上に戦える。玉海は左で前まわしを引いて右を差し、大麒に上手を許さなず投げで攻めたい。右の相四つだけに上手を取るかどうかが勝負のポイントだ。

=十両=
西 東
朝嵐-柏梁
江戸響-春日竜
大潮-富士桜
丸山-真鶴
朝風-花錦
朝登-魁ゴウ
北瀬海-双ツ竜
凌駕-大寛
大竜川-大文字
輪島-琉王
白田山-嵐山
長浜-増位山
栃富士-旭国

※大相撲ファンの皆様お待たせいたしました。1ヶ月ぶりになります。昭和45年(1970)秋場所七日目の模様を私の地元紙「新潟日報」の紙面からお送りいたします。
横綱・大関陣に波乱無し、敢えて書けば、十両にいる期待の星である輪島・長浜の両力士が揃って敗れたのがニュースでしょう。
輪島さんは富士桜さんへの苦手意識?が出てしまったのか、相手に3連敗。これは幕内に上がっても続くのか?押し相撲が苦手ということなのか?明日は琉王さんだ。長浜さんの方は大竜川さんのうまい取り口に土俵際の逆転負け。気落ちしないでほしいところ。前日の輪島戦では負けてもスッキリしていたようですが?。大文字さんが好調のようですね。長浜さんとの対戦も楽しみ(笑)。幕内では玉の海、大麒麟、平幕の竜虎と、二所関一門の三人が絶好調。八日目は結びの一番で玉の海―大麒麟戦があります。二子岳さんは和晃さんには¨意地の勝利¨。先場所、控えの和晃さんから物言いをつけられるというハプニングがありましたから(笑)。その真面目な和晃さんと栃王山さんの前頭筆頭同士、ここまで7戦全敗同士の「救済戦」も中日には組まれました。

羅生門

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これ、明日なんだ。黒澤明監督の歴史に残る名画だよね。憧れの林寛子さんの元の嫁ぎ先でもあるし(笑)。これは観に行こうかな。いや行こうと思います。

隣の国勢調査ポスターの高田純次氏があまりにいい男に写っておるので、アングルに一緒に入れときます。

こういう記事は小柳ルミ子さんのポスターの記事以来になります(笑)。

佐渡島の佐和田にて。

いつもご訪問とコメントをありがとうございます。コメント返しはゆっくり徐行でお願いします(交通誘導が生業だけに・笑)

撮り直してみました。ご覧ください♪

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[新潟日報/昭和45年9月20日(日)14面=スポーツ面から]

写真=大麒麟、一気に寄る
大麒麟うまい前さばきですばやくもろ差しとなり一気に大受を寄り切った(蔵前国技館で)

※昨日UPの「昭和45年(1970)大相撲秋場所七日目」の写真があまりにピンぼけでした。私自身も不本意でありましたので、今日撮影し直してみました。たいへん力強さが感じられる一瞬です。今度は「オートフォーカス」をしっかりかけてみましたが、いかがなものでしょうか?私本人は2日続けて「ネット喫茶」のパソコンで確認するのは経費が掛かり過ぎます?ので許されて(苦笑)。※

スターあるとき 堺正章 [新潟日報/昭和45年9月27日(日)13面=娯楽面から]第10119号 一部20円

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スターあるとき
…堺正章…

「時間ですよ」に続いて「こけこっこー!」とまたまた人気番組の出演が続いている。休憩の時も食事の時もすっかり板についた¨三枚目ぶり¨は番組中のイメージと少しも変わらない。細い手足をバタつかせひっきりなしにジョークを飛ばして、仲よしコンビの川口晶をケラケラ笑わせている。ユーモアのセンスたるや抜群なので「時間…」も「こけこっこー!」も台本の正章のせりふの個所は「……」が目につく。「アドリブでよろしくやってくれ」という意味だ。「時間…」で、すっかり流行語となった「しっかり長生きしろよ」も、正章の創作である。
スタジオの裏階段にべたんと腰をおろして空をながめている正章。「何考えているの?」と声をかけると、「都会の夕焼けって寂しいもんだなァ」とぼっそり。そこへ「マチャアキイ!またこんなとこに」と走ってきたのが川口晶。彼女いわく「この人ね、すごく神経質なの。だからガラみたいにやせてるのよ」。
「人を笑わせるのは泣かせるよりむずかしい」とは正章の亡父堺駿二にきいたことばだ。サービス精神に徹していればこそ、たえず冗談も出るのだろう。ふざけだした二人の話題は体重のこと「マチャアキは40キロしかない。男の子のくせに…」「アキラは60キロの大台にのったんだって?やーい!女プロレス…」。犬ころのようにじゃれ合いやがて晶が正章を「ヨイショッ」と背中にしょってスタジオの中へ消えていった。

※仲睦まじい光景が浮かぶようです。いいコンビぶりだったのでしょう。「川口晶」って女優さん、今の若い人には分かるかな?ムリかも…。いい女優だったのですが、大麻か何かで芸能界から消えてしまった「幻の女優」なんですよね。ショーケンと水谷豊さんの「傷だらけの天使」にもゲスト出演していて、二人から「ブスだけどカワイイんだよな―」と名誉なのか不名誉なのか微妙なセリフを言われてもいましたな。晶さんだけ画像か小さくなってごめんね。今じゃ「晶」って言ったら「北斗晶」なんだろうなー。この「こけこっこー!」は当時は観た記憶ないんで、なんとか観られないかなーと思う作品です。

ジャックス

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割れた鏡の中から
俺をさがし出すんだ
雑音なしの俺を

裸になった
俺の俺を―

「割れた鏡の中から」
byジャックス

早川義夫さん、そのまんまですみません。今の私の心境にぴったりすぎるんです。

日野繭子さんも、浅野真弓さんも、今週発売の週刊誌に登場!

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まるでこのブログのために、いや、まるでこのブログの世界観に合わせてるかのような。これはコワイくらいにスゴイ¨現実¨だ。

日野繭子さんの「週刊大衆」後半カラーグラビアなんと4頁分の登場には目を疑った。全く予期してなかったので大衝撃だった。写真の選び方のセンス・構成、もちろん写真自体(被写体が繭子さんだからだが)素晴らしい。懐かしの「週刊ファイト」記者氏の昭和プロレス回顧緑目当てで購入している同誌なのだが、うれしすぎる¨サプライズ¨だった!

浅野真弓さんは「週刊アサヒ芸能」の活版頁に登場。先年亡くなられた最愛の旦那様である柳ジョージさんとのエピソードを語られている。ジョージさんは浅野さんが出ていたテレビドラマを観ていて、ジョージさんの方から誘ったのだそうだ。とてもいい思い出話が載っている。こちらは新聞広告にも「浅野真弓」さんの名前が載っていたのですぐに気付いて購入出来た。

とにかく二人とも私は大好きなのだ(^^)

大杉、サヨナラ38号(第二) (第一)佐々木好投、近鉄勝つ

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[新潟日報/昭和45年(1970)9月21日(月)11面=スポーツ面から]全16頁

▲20回戦(近鉄12勝7敗1分)
後楽園第一(観衆7千)

近鉄 000 101 000=2
東映 100 000 000=1

(勝)佐々木12勝5敗(36)
(敗)金田20勝14敗(46)
本塁打 土井7号(金田)

【評】1―1の六回、近鉄は先頭の山田が中前安打して二盗に成功。安井の二ゴロで一死三塁とし小川の左犠飛でリード、この1点を佐々木の好投で守り抜いた。佐々木は一回、飯田の失策をきっかけに1点を失ったが、以後は低めいっぱいをつくスライダーを武器によく投げ、二塁を踏ませなかった。
東映の先発 金田もよく投げたが、四回二死後土井に失投ともいえる棒ダマを同点本塁打されたのが痛かった。打線でも張本、大杉の主軸がタイトルを意識したのか振りが鈍かった。

ナイター《後楽園》
▲21回戦(近鉄12勝8敗1分)
第二(観衆1万1千)

近鉄 100 100 010=3
東映 000 000 022×=4

(勝)高橋善2勝5敗(17)
(敗)清 13勝14敗(43)
本塁打 秋山1号(中原勇)山田13号(宮崎)大杉38号2ラン(清)

【評】劇的な幕切れだった。1点差で近鉄を追う東映は九回裏、先頭八重沢が三塁手のコ間(ママ)を痛烈に破る安打、4割打者をねらう張本はこの日全くの不振で右翼飛球に倒れた。続く本塁打王への道を突っ走る大杉もこの日は6打数1安打と当たっていなかった。ところが大杉は初球真ん中の絶好球を見事左翼上段にたたき込んだ。清の失投である。
東映は七回まで板東の慎重なピッチングにキリキリ舞いのわずか1安打。ところが八回二死から種茂が死球で出た。板東は急に制球がおかしくなった。続く代打松村が中前安打、作道が右前テキサス安打して1点差に追い上げた。
近鉄は一回土井の適時打、四、八回は秋山、山田の本塁打で3点をリードし勝利は決定的と思われたが、今季初の完封勝利を目前にして板東がくずれた。なお張本は不振で3割8分9厘に下がった。

※出場選手名を書きます。20回戦=【近鉄】(8)山田(6)安井(3)小川(9)永淵(7)土井7服部(5)相川5阿南(4)飯田(2)辻(1)佐々木。
【東映】(4)大下(9)萩原H9毒島(7)張本(3)大杉(8)白(5)岩下(2)種茂H作道2鈴木(1)金田H今井6末永(6)大橋H松村1田中。
21回戦=【近鉄】(8)山田(6)安井(9)永淵(7)土井(3)伊勢(5)服部5阿南(4)秋山4飯田(2)岩木2辻(1)板東1清。
【東映】(4)6大下(5)岩下H5八重沢(7)張本(3)大杉(8)白(9)毒島(2)種茂R大石2山本(1)尾崎1中原勇H萩原1宮崎H4松村(6)大橋6末永H作道1高橋善。
懐かしい…の一言。(ちょっぴり帰りたい)「尾崎」の名前に「おぉっ」と来ました。先発し、2回と1/3を投げ、11人の打者を相手に、被安打3、奪三振4(これは流石、全盛期の面影!)、与四死球1、自責点1。板東さん、好きでした。終盤に崩れちゃいましたが、コーチになってからは、その体験を大いに生かせたことと思います。

玉の海、大麒に完勝 藤ノ川殊勲、琴桜も倒す 大相撲秋場所八日目

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[新潟日報/昭和45年(1970年)9月21日(月)10面=スポーツ面から]

写真=玉の海よりきり大麒麟 玉の海は右四つ十分の体勢から寄りの速攻で大麒麟に快勝(蔵前国技館で)

大相撲秋場所八日目

大相撲秋場所八日目(20日、東京・蔵前国技館)は天皇、皇后両陛下がご覧になり今場所初めての¨満員御礼¨。勝ちっ放しは横綱玉の海ただ一人となった。全勝同士の玉の海―大麒麟は右四つから玉の海が一気に寄り切った。北の富士は戸田を突き落としで破り、大鵬は三重ノ海のしぶとさに苦戦したが、もろ差しで寄り切った。琴桜は藤ノ川の土俵ぎわのはたきに2敗目を喫した。平幕全勝の竜虎が黒姫山に敗れたため、1敗は北の富士、大鵬、大麒麟、竜虎の四人となった。
十両は輪島、大文字、花錦の三人が1敗を保っている。長浜も増位山を破って2敗を守った。

=十両=
柏梁 したてなげ 朝嵐
江戸響 よりきり 春日竜
富士桜 おしだし 大潮
真鶴 つりだし 丸山
花錦 ひきおとし 朝風
魁ゴウ とったり 朝登
北瀬海 すくいなげ 双ツ竜
大寛 よりきり 凌駕
大文字 つきだし 大竜川
輪島 つきおとし 琉王
白田山 きりかえし 嵐山
長浜 うわてなげ 増位山
旭国 よりきり 栃富士

=中入り後=
義ノ花 よりきり 浅瀬川
栃勇 おしだし 大雪
若浪 けたぐり 陸奥嵐
金剛 おしだし 若二瀬
照桜 よりきり 高鉄山
黒姫山 ひきおとし 竜虎
錦洋 おしだし 時葉山
栃東 よりたおし 吉王山
大雄 つりだし 二子岳
大受 おしだし 福の花
和晃 おしだし 栃王山
貴ノ花 つきおとし 高見山
清国 よりきり 長谷川
藤ノ川 はたきこみ 琴桜
北富士 つきおとし 戸田
大鵬 よりきり 三重海
玉の海 よりきり 大麒麟

黒姫、竜虎に土つける

○長浜-増位山●
長浜は立ち合いよく、さっと左上手を取った。増位はきらって突き放したが、長浜は再び左上手を引き、右から攻めて赤ふさへ迫った。しかし増位もしぶとい。左からおっつけてもろ差しになると、正面土俵へ寄りの逆襲をかけた。長浜は腰が浮いてちょっとあぶなかったが、さがりながら右上手を引き、強引に振り回すような投げで逆転勝ちした。

○黒姫山―竜虎●
黒姫が勝ちっ放しの竜虎に土をつけた。竜虎が頭から突っ込むと黒姫もよく踏み込んで出た。竜虎がちょっと突っ張ると、黒姫も突き返し右から強くいなした。竜虎は泳いだがよく踏みとどまり、体勢を立て直して突っ込もうとした。その瞬間をとらえ、黒姫は右から激しく引き落として竜虎を土俵にはわせた。

○貴ノ花―高見山●
貴花が足腰のしぶとさを発揮して巨漢高見に逆転勝ちした。貴花はやや立ち遅れた。高見の突進を、左を差して食い止めようとしたが体力で圧倒されたちまち西土俵へ詰まった。しかしそこは粘り腰のある貴花。弓なりになってこらえると右から突き落としを見せた。貴花は土俵を割ったが、その寸前に高見が右から落ちていた。

○清国―長谷川●
清国は右からカチ上げて右差しをねらったが、左わきの堅い長谷に封じられて左四つになった。清国は右から強くおっつけて右上手を取り、正面土俵へ激しく寄り立てた。そして長谷がこらえるところを強烈な上手出し投げを放った。行司土俵へ大きく泳ぐ長谷。清国はすぐつけ込んで寄り立て、最後は右で胸を押すようにして寄り切った。

○藤ノ川―琴桜●
藤川が持ち前の変わり身の速さで波乱を起こした。立ち合い当たったあと、琴桜が意表をついてちょっと左へ変わった。藤川はこの変化にわずかに体勢をくずした。琴桜はすぐつけ込んで、猛然と突き立て、一気に行司土俵へ突っ走った。だが身の軽い藤川はさっと右へ変わりざま右からはたいた。目標を失った琴桜はたまらず土俵を飛び出した。琴桜は勝ち急いで詰めを怠ったようだ。

○北富士―戸田●
北富は立ち合い左を差しにいった。だが戸田は当たり勝ったうえ、右から強くおっつけて北富の左差しを封じ、右ハズから出足早に東土俵へ押し込んだ。北富はピンチに立たされたが、うまい引き足でわずかに左へ回り込み、左から激しく突き落として逆転した。戸田にいま一歩の出足があったらと惜しまれる。

○玉の海―大麒麟●
全勝同士で、しかも天覧相撲。力のはいった好勝負が予想されたが、玉海の一方的勝利に終わった。右の相四つだけに立つとすぐ右四つ。しかし玉海が先に差し手を返したため大麒は左上手が取れず、逆に玉海が上手を引いて十分の体勢となった。この瞬間に勝負は決まったといっていい。玉海は両まわしを強く引きつけて速攻をかけ、大麒を一気に正面土俵へ寄り切った。玉海の完勝だった。

…郷土力士星取表…
◇十両
長浜(時津風・新発田)○○○○○●●○
◇三段目
尾堀(出羽海・羽茂)○や○やや○や○
大安藤(二所関・黒埼)○やや●○やや●
◇序二段
栃沢(時津風・高田)や○や●○や●や
伊藤川(伊勢海・巻)や○●やや○や●
迅雷(時津風・吉川)や○●や●や●や

20人が一番出世

相撲協会は秋場所八日目の20日、新序一番出世力士20人を発表、幕下取組の途中で披露した。この20人は序ノ口力士として次の九州場所から番付にのる。出世力士次の通り。(カッコ内は部屋、出身地)

阿久津改め玉ノ富士(片男波・栃木)安達(伊勢ノ海・山形)櫛形山(若松・山梨)木村改め江差(時津風・北海道)牧主(二子山・鹿児島)佐々木改め大佐々木(二所ノ関・京都)田村改め大田村(二所ノ関・北海道)金島改め佐田岬(高砂・大阪)松倉(立浪・富山)真(時津風・大阪)佐藤改め大佐藤(二所ノ関・秋田)新田(伊勢ケ浜・秋田)酒井(九重・北海道)馬頭山(若松、栃木)米山改め大米山(二所ノ関・山梨)吉田改め吉田山(二所ノ関・千葉)加藤(二所ノ関・兵庫)開道(春日野・石川)秋元(九重・北海道)松田改め大松田(二所ノ関・東京)。

秋場所星取表
(○勝 ●負 □不戦勝 ■不戦敗 △引分 や休み ◎勝越 ×負越)

【東】 1 2 3 4 5 6 7 8 【西】 1 2 3 4 5 6 7 8
北富士 ○○●○○○○○ ◎玉の海 ○○○○○○○○
大鵬 ○○○○●○○○
清国 ●●○○○○○○ 琴桜 ●○○○○○○●
(西張出大関)前乃山 やややややややや
大麒麟 ○○○○○○○● 三重海 ○○○●●●●●
長谷川 ●●●○○●●● 貴ノ花 ●●○○○●●○
…………………………………… ……………………………………
和晃 ●●●●●●●○ ×栃王山 ●●●●●●●●
福の花 ○●○●●○○● 戸田 ○○●●○●●●
大受 ●○●●●○●○ 高見山 ○●●●●●○●
藤ノ川 ●○○○○●●○ 二子岳 ○●●●●○○●
時葉山 ●●●●●○○● 栃東 ○○●●●●●○
錦洋 ●○○●●●●○ 黒姫山 ○●○●●○●○
若二瀬 ●●○●○○○● 照桜 ●●●○●●○○
若浪 ○○●○○●○○ 大雄 ○●○●●●●○
栃勇 ●●●○○●●○ 金剛 ●○●○●○○○
陸奥嵐 ○○●○○○●● 吉王山 ●●●●○●○●
竜虎 ○○○○○○○● 高鉄山 ●○○●○●○●
大雪 ○○●○●○●● 義ノ花 ○●○○●●●○

…九日目取組…

=中入り後=
東 44秋九45初春夏名 西

陸奥嵐 ×( )× 琉王
栃勇 (初顔合わせ) 吉王山
金剛 (初顔合わせ) 大雄
若二瀬 6(-○●---)4 若浪
大雪 2(--●●○○)2 黒姫山
錦洋 (初顔合わせ) 義ノ花
照桜 1(-----○)0 栃東
時葉山 4(--○○-○)5 高鉄山
藤ノ川 5(○--●●-)3 竜虎
大受 0(----●●)2 高見山
長谷川 1(-----○)0 和晃
大麒麟 4(-●-○--)2 二子岳
三重海 1(-----○)0 琴桜
清国 1(---○--)0 貴ノ花
栃王山 0(----●-)3 玉の海
北富士 9(○-●-○○)3 福の花
大鵬 4(○○----)1 戸田
(×印は十両との対戦)

好取組

▽三重海―琴桜
三重が食い下がるか、琴桜が一気に押し込むか。初顔合わせの先場所は、三重が立ち合いの変化わざから押し出しで勝っている。しかし、三重の本領はなんといってもしぶとさにある。左を差し、右で横まわしを引いて頭をつけ、出し投げなどでゆさぶると面白い。琴桜は先に左上手を取って三重の動きを封じ、右ハズで攻めた方が無難だ。

▽北富士―福の花
福花はことしの初場所、張り手のカウンターパンチで北富をダウンさせた。福花右のけんか四つだが、左わきの堅い北富だけに張り手をまじえた突っ張りの先制攻撃をかけないと、右を差せないだろう。それで北富をあわてさせればチャンスもつかめる。北富は左からカチ上げるか、突っ張って右上手を引けば、寄りの速攻か投げで決めよう。

▽大鵬―戸田
今場所の戸田は立ち合いの当たりと出足がすごくいい。力いっぱい頭からガツンとぶちかましておいて押し込んだら、昨年春場所で大鵬の連勝を¨45¨でストップさせたシーンの再現も不可能ではない。しかし、大鵬がよく踏み込んで突き放し、左を差して戸田の出足を止めれば勝負はそれまで。

=十両=
東 西
柏梁-牧本
丸山-富士桜
長浜-朝風
嵐山-魁ゴウ
朝嵐-朝登
大文字-花錦
凌駕-大潮
双ツ竜-真鶴
大寛-江戸響
北瀬海-白田山
増位山-栃富士
輪島-浅瀬川
旭国-大竜川

※幕内の「郷土力士」黒姫山さんが見出しになる活躍。竜虎さんは勝ち越しに¨待った¨。「一番出世力士」の20人の中に、後の大横綱と関脇の名前が。さて、貴方はワカルかな?(笑)。輪島さんも長浜さんも立ち直りました。十両の優勝戦線にもご注目を。大文字さんも好調を維持してます。二子岳さんは大雄さんが相当苦手のようで吊り出されました(苦笑)。ファンとしては軽量同士だけに勝ってほしい相手なのですが…。注目の若浪―陸奥嵐は意外な決まり手になりましたね。
西横綱の玉の海さんが勝ち越し第1号、西前頭筆頭でベテランの栃王山さんが負け越し第1号になってしまいました。和晃さんは一息つけました。九日目は「好取組」三番の選択と予想文(取り口のアドバイス)が絶品ですよね(笑)。

尚、ケータイの「デジタルカメラ」が起動しませんので、今回は新聞の直撮りではなく、独自に画像をつけました、あしからずです。それから「さじき席」は今日はありません。

ケータイのデジタルカメラ起動しました。

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[新潟日報/昭和45年(1970年)9月21日(月)10面=スポーツ面から]

大相撲秋場所八日目

写真=玉の海よりきり大麒麟 玉の海は右四つ十分の体勢から寄りの速攻で大麒麟に快勝(蔵前国技館で)

※撮れました~♪オートフォーカスもかけてます。写り具合はどうかな?玉の海さんの表情が大麒麟さんの右肩に隠れてしまったのがちょっと残念でした。
琴桜さんはこの場所は大関ですから「何で横綱姿なんだ?」と驚いた読者の方もいらっしゃいましょうが、きっとこれは「未来人」のイタズラでしょう(笑)。

おはようございますの警備屋さん。

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毎朝いつも、このCDジャケットと本の背表紙とを見て、私の忙しい?一日は始まるんです。足元(足下)だったり、枕元だったり、それは寝相によりますが(^_^)

画像は拡大可能です。よく見えなかったら、すみません

大文字研二さん

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写真が小さくて申し訳ありません。検索してもこの画像しかありませんでした
この方が昭和45年(1970年)秋場所の十両で御健闘中の「大文字研二」関であります!

只今は中日八日目にて7勝1敗の好成績。まずは確実に「勝ち越し」をファンとしては望みましょう。

応援宜しくお願いします。

こんなレコード欲しいなぁ

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最近のブログ巡り、画像漁りで出会えたレコードジャケットを掲載します。

どれも風情があります。

いいなぁ

サンデー毎日10.25号 明日発売!!

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嗚呼!昭和のテレビ 第6回「ケンちゃん」シリーズ(TBS)
宮脇 健(康之)「銀座の支払いも小4の僕。お金が狂わせた家族と人生」ほか

※お金は綺麗に使えば綺麗になります。大事に致しましょう!

対談 岩崎宏美×阿木燿子

※これは買わずにはいられまいな~♪

と思います

手っちゃん

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ぼくらはみんないきている。

秀和「何処へ」

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こんな感じかな?

幸せになりたい。

そんな私よ(うふっ)(^.^)

若月ルリ子さん。

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スポーツニッポン新聞社 東京本社 発行
「週刊タイガーマスク31号」。

最新号は辻なおき画伯の素晴らしいルリ子さんの表紙絵です!

原作/梶原一騎 漫画/辻なおき 協力 講談社

「月刊ぼくら」「週刊ぼくらマガジン」「週刊少年マガジン」に昭和43年から46年まで掲載。

画像三昧

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可愛がっていただいております先輩ブロガーの「サイケおやじ」様のブログ画像をまたも拝借いたします。ルルリルルリラ~♪♪~♪

日本テレビ、実写の「ど根性ガエル」もう終わりましたが、後半は毎週、インターネット喫茶(笑)で観賞しておりましたヨ。
「満島ひかり」さんの「ピョン吉」吹き替えは「天才的」でした

最後に私から見て「同級生」(森昌子)だった川島なお美さん(一応、あの上條英男さんの¨スカウト実績リスト¨に入っていましたが)のご冥福を衷心からお祈りいたします…

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顔・・・

人は何故、顔があり顔が違うのか・・・

私が貴方(貴女)を見詰めています。

手をとりあって

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byクイーン。

これでいいんじゃないでしょうか。
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